書評習慣

大嶋暫と申します。おすすめ本に関する書評ブログです。様々なコラムやエッセイも書いております。少しでも面白い書評が書けるよう奮闘中です。

書評(書評)『意志の力』安田善次郎 2014年

安田善次郎とは、安田財閥の創始者でみずほ銀行、安田生命火災保険の創始者でもある、史上最強の経営者といっても過言ではない人物である。 本書のカバーにも記載されているのだが、個人で築いた資産は、1921年当時で国家予算の8分の1である。%でいうと12.6…

書評(新書)『キリンビール高知支店の奇跡』田村潤 2016年 講談社+α新書

みなさんは、好きなビールの銘柄というのは、ありますか? 本書を読むと、キリンのファンになってしまうかもしれません。 著者は、キリンビールの元副社長。営業畑で経営層まで上り詰めた田村潤さんが 書いたキリンビール高知支店の復活劇です。 もう1つ不思…

書評(エッセイ)『道なき未知』森博嗣 KKベストセラーズ2017年 

最近のお気に入りは、森博嗣さんのエッセイを読むことです。 なぜ気に入っているかというと、森さんは、モチベーションの源泉が極めて 個人的なことにあり、他人に嫉妬しない性格を持っているところに 強く共感をしているからです。 また、彼の魅力は世の中…

書評(エッセイ)『ご機嫌な習慣』松浦弥太郎 2018年 中央公論新社

松浦弥太郎さんをよく知っている人だと、 今までのエッセンスを復習をするようなエッセイになるかもしれません。 本書は、松浦さんが大切にしている日々の習慣について、とても丁寧でわかりやすい文章でまとめられた作品です。 この書評では、松浦さんをよく…

書評(ビジネス書)『稼ぎたければ、働くな。』山田昭男 2012年サンマーク出版

日本にある約600万の企業のうち、年間4000万円以上の利益が出ている会社は、全体の3%しかないそうです。この4000万円というのは政府が発表している、高額所得法人という利益が出ている企業を指しています。 年間休日140日、残業禁止、ホウレンソウ禁止と会…

書評『夢の叶え方を知っていますか?』森博嗣 2017年 朝日新聞出版

皆さんは、夢を持っていますか? 私も昔は、芸人になりたいとか、放送作家になりたいとか、TVのディレクターになりたいとか夢をいっぱい持っていました。なんだか、全部バラエティ番組がらみですね。。。 なぜこの本を手に取ったか? 理由は単純です。 実…

書評とは、そして書評の意味とは

「〇〇とは」 上記のフレーズは、各検索エンジンの検索ボックスに、一番放り込まれているワードで間違いないと思います。 スマホで、知りたい情報を調べることが当たり前になった世の中になりました。 今回は、ド素人なりに、書評を続けている私が思う書評の…

書評『AIvs教科書が読めない子どもたち』新井紀子 2018年

日本人の多くの人が陥っているかもしれない、 短絡的な思考に警鐘を鳴らす1冊です。 そういう意味では、AIの本ではありません。 「AI」というキーワードは、日々新聞やTVをはじめとした様々なメディアを賑わせ、 一気に人々の知るところとなりました。…

書評『作家の収支』森博嗣 2015年

まず、『作家の収支』というタイトルになんとも言えないそそられるものがあります。 「作家」と「収支」という言葉は、なかなか同席することがないので、いい意味での相性の悪さを感じます。 武士の家計簿というフレーズも、なかなかに興味深いものがありま…

書評『黄金のアウトプット術』成毛眞 2018年

なぜこんなに努力しているのに、自分の年収は上がらないのか? たくさん勉強しているのに、成長している実感がない。 そんな風に思っている人も多いのではないでしょうか。 それはもしかしたら、あなたがインプットばかりに力を入れて、アウトプットがおろそ…

石原さとみの熱愛報道から考える今後の恋愛マーケットについて

とても喜ばしいニュースだと捉えています。 剛力さんのニュースに続いて、女優さんと経営者の熱愛報道。 経営者、ビジネスマンがここまで脚光を浴びることは、 ここまでなかったかもしれません。 立て続けの報道なので、そう思うだけかもしれませんが・・・ …

コラム:私なら法人営業に注力する~六本木の青山ブックセンター閉店に思うこと~

5月9日付の日経新聞を読んで、衝撃を受けました。 六本木の青山ブックセンターが閉店することになったのです。 東京に住んでいたころ、職場が六本木だったので、 たまに足を運んでおりました。 そこまで大きな書店ではありませんでしたが、 知名度も立地もそ…

早朝に執筆することで実感した3つのメリットについて

物書きをイメージすると、なんとなく夜型というイメージがありますが、 皆様は、どうでしょうか。 有名なエピソードですが、作家の村上春樹さんは、かなりの早起きだといいます。 毎朝4時ごろ起きて、9時10時まで書き続けるそうです。 しかも、原稿用紙10枚…

広告を見てモノを買うのではなく、広告を見てモノを売る

昔から、広告に影響を受けてモノを買う、ということが、 ほとんどありませんでした。 むしろ情報収集のために広告を活用する。 何かヒントやきっかけを探すために広告を見ていました。 最近、新聞広告を見ていて、改めて気がつきました。 「あっ!もはやモノ…

戦略的子育てのススメ~子どもは理系に進ませよう~

文系と理系という分割は、日本独特のものだそうで、海外にはないそうです。 そもそも分ける必要がないということは、十分に理解したうえで、 今回は、子供は理系に進ませたほうがよいという話をします。 工学系の大学ともなると、女性の比率は10%くらいしか…

書評『ホワイト企業』経済産業省 監修

本書は、就活を控えている女子学生をメインのターゲットとしている書籍ですが、 一番読んでほしいのは、大手企業をはじめとした企業トップと仕事第一主義の男性陣です。 なぜなら、これから経済を盛り上げるためには、間違いなく女性の力が不可欠だからです…

決算資料を読むビジネスマンは、なぜ頭一つ抜けられるのか?

※参考文献『MBAより簡単で英語より大切な 決算を読む習慣』シバタナオキ 皆さんは、普段IR資料というものにどれくらい見ているだろうか。 私は、法人営業をやっていたころ、上場企業にお邪魔するときは、 事前準備の一環として、決算説明会資料に目を通…

投資家と投機家。二人の男の仕事観

最近、株の勉強をしています。 目的は、中長期的に資産形成をしていくことですが、 普通の会社員や子供でも少しずつ資産を増やしていく方法を模索したいと考えております。 なぜそのような考えに至ったか。 企業に人生を捧げないとなにかと暮らしにくい今の…

働き方改革とは、”一旦”出世を放棄することだと気がついた。

皆様は、ワンオペ育児という単語をご存知でしょうか。 元々は大手飲食チェーン店で一人でお店を切り盛りする人が、 限界を超えて働く様子を捉えて、命名されたものですが、 主婦がツイッターでつぶやいたことで一気に有名ワードとして、 流通するようになり…

コラム:平日1時間の独学で、半年間で保育士試験に合格する方法を教えます。

このテキストを読んでほしい方、読んで役に立つ方 ①保育士を目指している方 ②今、保育士は目指していないけど、AIに取って代わられたくはない方 ③ひとまず一生モノの資格を取っておきたい方 ④誰でも効果が出る勉強方法を知りたい方 ⑤勉強したいけど、週5時間…

結婚して子供ができると、仕事ができるようになる本当の理由

各方面からお叱りの声を受けそうですが、 ちょっと書いてみたいと思います。 私は、結婚して、2歳の男の子がいるのですが、 結婚前と比較して、かなり仕事ができるようになりました。 ”かなり”できるようになったといっても、結婚する前は、まあまあポンコツ…

書評『常勝集団のプリンシプル 自ら学び成長する人材が育つ「岩出式」心のマネジメント』 岩出雅之著

皆様は勝てる組織、リーダーとはどういうものだと思いますか? 統率の取れた組織、圧倒的カリスマリーダーのいる組織、みんな切磋琢磨し緊張感に溢れる組織、などなど。一人一人なんとなくでも組織像、リーダー像というのは持っていると思います。 私は、従…

お金だけではなく、言葉を投資するという発想について

投資という言葉を聞いてどういうイメージを持つでしょうか? 現代だと日々、PC画面とにらめっこをして、タイミングを見て、売り買いを繰り返すというような投機的なイメージを持つ人も少なくないかもしれません。 今回、私が提案をしたいのは、「言葉を投資…

書評『楽しく学べる「知財」入門』稲穂健市

「iPhoneの商標は、アイホン株式会社のライセンスにもとづき使用されています。」 この文言を見た事がある人は多いのではないだろうか。 そう。アイフォンのウェブサイトの最下部に小さく出ている一文である。 これが何を指しているのか知らない方もいるかも…

書評『ゴリラは戦わない』山際壽一+小菅正夫

最初に断っておくが本書は、動物論、ゴリラ論に終始しない。 本書は、あるべきリーダー論といっても良い書籍である。 ゴリラが好きな人のみならず、全社会人に捧げたい1冊なのだ。 みなさんはゴリラに対してどんなイメージをお持ちだろうか。 大きい、ちょっ…

書評『日本人ビジネスマン、アフリカで蚊帳を売る』浅枝敏行

本書は、住友化学で発足されたベクターコントロール事業部の事業、 「蚊帳をアフリカで流通させ、トップシェアを取るまで」を描いたドキュメンタリーである。 筆者は、マーケティングコンサルタントとして独立して事業を行う浅枝氏。 本書は、外部スタッフと…

大人の世界も一芸入試になっていく。

先日、日経新聞で、大垣共立銀行が一芸入試を取り入れることが記事になっていた。 新卒採用においては、一般的にゼネラリストを求める金融機関で一芸入試とは、驚きである。 単に優秀な人材(ここでは、問題に対して正解をだせる人材とする)のニーズは明ら…

書評『保育とは何か』近藤幹生 2014年

この著作は、現代の保育にまつわる様々な問題について、網羅的に知ることができる 1冊である。内容は、待機児童問題、保育の現場で起こっていること、優れた保育園の実例紹介、子ども子育て支援新制度について、過去と現在の社会の変化による保育の変化、保…

コラム「新しい税金、匿名税の提案」

皆様は、匿名で人の悪口や誹謗中傷を行ったことがあるだろうか。 要は、心無きネット上の書き込みのことだ。 自らの素性を隠した上で、他人を糾弾するのは、とてつもなく卑劣な行為である。男性なら去勢してしまえばいいのにとさえ思う。 本来は、何かに意見…

書評『萬月な日々』花村萬月 2012年

花村萬月。20代初頭に心を鷲づかみにされた作家だ。 きっかけは、芸人笑い飯の西田さんが好きというのを何かで読んだことだった。 当時(今でもか)、自己顕示欲が人一倍強いのに結果何一つできていなかった自分に 花村萬月の小説は、前に星空が広がりくらく…