高配当株にコツコツ長期投資

書評中心に記事を書いてきましたが、装いも新たに、高配当株投資をテーマに様々なことを書き散らしていきたいと思います。

2018-02-01から1ヶ月間の記事一覧

コラム「新しい税金、匿名税の提案」

皆様は、匿名で人の悪口や誹謗中傷を行ったことがあるだろうか。 要は、心無きネット上の書き込みのことだ。 自らの素性を隠した上で、他人を糾弾するのは、とてつもなく卑劣な行為である。男性なら去勢してしまえばいいのにとさえ思う。 本来は、何かに意見…

書評『萬月な日々』花村萬月 2012年

花村萬月。20代初頭に心を鷲づかみにされた作家だ。 きっかけは、芸人笑い飯の西田さんが好きというのを何かで読んだことだった。 当時(今でもか)、自己顕示欲が人一倍強いのに結果何一つできていなかった自分に 花村萬月の小説は、前に星空が広がりくらく…

コラム「コメダ珈琲店はなぜ満席なのか?」

現在静岡市に住んでいるが、先日近所のコメダ珈琲に行ってきた。 土曜日の昼時だったこともあるが、既に満席で15分から20分くらい待つことになった。 せっかくなので、なぜコメダ珈琲が満席なのかをつきとめるべく 観察することにした。 以下は素人の目であ…

コラム『本屋が学ぶべきスナックの戦略について』

先日の日経新聞の春秋に、代々木上原の幸福書房閉店のことが書かれていた。 店主は、お客様のために、電車好きなお客なら何人いるから、こういう本を入れておこうと顧客のことを思い巡らしたオリジナルの選本をしていたという。 自由に本を選ぶ空間を大切に…

エッセイ「物々交換ドットコム」

ビットコインが改めて、注目されている。 クラウドワークスで、ライティングの仕事を検索するとビットコイン関連の記事の翻訳の仕事の単価が高い。ニーズがあれば、おのずと金額も高くなる。 つまりニーズ=価値といえる。世の常を感じる部分だ。 かのマルク…

エッセイ「規則正しい男が抜擢される時代の始まり」

日経新聞の「けいざいじん」というコーナーを毎回楽しみにしている。 上場企業の社長に着任する人の「人となり」を紹介する記事だ。 最近の複数回を見ていて、あることに気がついた。 アステラス製薬、ソニー、東急電鉄、日本電産。 名だたる企業であるが、…

書評『親鸞(上)』五木寛之 2011年

立川談志は落語とは人間の業の肯定と言った。 「業」とはどうしようもない人間の弱い部分と言い換えることもできるだろう。 親鸞は人間の「業」と徹底的に向き合った、もっと言えば”幸いなことに”向き合わざるをねなかった男といえるかもしれない。 本書は、…

書評『モネのあしあと』原田マハ 2016年

あなたには好きな画家がいるだろうか? 本書は好きな画家を持つことがいかに幸せなことかを教えてくれる。 原田マハさんは、元々アートの世界に身を置いていた作家である。 アートを仕事にしていたときと比べると、肩肘張らずにアートに向き合えるようになっ…

書評『保育士という生き方』井上さく子 2018年

保育士のイメージを一変させる書籍が必要だと感じていたが、その一端を担う本が登場した。著者は38年間保育の仕事に携わってきたエキスパート。 井上氏は保育のゴールは「自己肯定感を持ってもらうこと」だと主張する。 保育は誰でもできる仕事と主張する人…