高配当株にコツコツ長期投資

書評中心に記事を書いてきましたが、装いも新たに、高配当株投資をテーマに様々なことを書き散らしていきたいと思います。

2017-11-01から1ヶ月間の記事一覧

書評『幼児期』-子どもは世界をどうつかむか-岡本夏木 2005年

人は、成果が保障されていないものを採用する勇気をなかなか持ち得ないものである。 教育の方法については、とかくそうで、「東大に3人入れた母親が教える~」のような、実績を出した人の本は話題になりやすいが、本質的で重要な議論でもタイトルが地味な場…

立川志らくと竹原ピストルの共通点とキュレーションの今後について

今年の紅白歌合戦は固唾を呑んでみまろうと思う。 なぜか。竹原ピストルが出場するからである。 歌声を聴くたびに、本当に歌うために生まれてきたような男なんだと思う。 曲を聞き流すことが多い昨今にあってしみじみと歌声に耳を傾けたくなる 稀有なミュー…

一日一遊

一日一善ならぬ「一日一遊」を提唱したい。 そんなことを思い立ったのは、ルーティンを大切にし始めた30才を超えてからである。 幸か不幸か子供の頃から努力というものをしたことがなかった。運動も勉強もそこそこやれば人並み以上にできてしまった。 夏休み…

フジTV的バラエティの終焉について

ナインティナイン「めちゃイケ」ととんねるず「みなさんのおかげでした」が来春で終了することになった。「めちゃイケ」は、約20年、「みなおか」は約30年の歴史に終止符を打つ。 私はこの事象は、明確なる「フジテレビ的バラエティ」の終焉だと思っている。…

女性向けの風俗の発展について

日夜文集砲が号砲を鳴らす現代日本。 不倫や浮気の肩身は相当狭いといっていいだろう。 不倫をテーマにしたドラマは主婦層に大ヒットとなっている。 一方で、今年3月の明治安田生命の調査によれば25歳から34歳のアラサー世代の過半数は結婚を意識した交際の…

書評『江戸遊里盛衰記』を読んで

『色道大鏡』という奇書がある。世は、江戸時代、寛永。著者は藤本箕山(ふじもときざん)。 1626年に生まれた当時随一の教養人だ。19歳の頃から40年という歳月を費やして、実際し遊里に足を運びまとめあげた。 現代になぞらえれば、全国の風俗街に足を運び…

『書き下ろし歌謡曲』阿久悠を読んで

その昔、塾に通っていたころ、皆さんは詞とメロディどちらで曲を選択するか?ということを講師に問われたことがあった。私はそれまで歌詞に注目したことなど皆無だったので、とても新鮮な質問だなと思った記憶がある。 私は1983年生まれだが、私よりもう少し…

精米所でのプロポーズについて

その昔、芸人アンタッチャブルの漫才で「プロポーズ」というのがあった。 ザキヤマがプロポーズをしてみたいというのがそのテーマだ。 冒頭のボケで、まずどこでプロポーズをしていいかわからないと言い出し一発かます。 ザキヤマ「精米所とかだとまずいでし…

井山七段と宮本茂の共通点

温故知新という言葉がある。 古くからある故事にちなんだ四字熟語だ。 意味の説明はあまり必要ないと思うが、 古いことから新しいアイディアを得るというような意味である。 その別のケースについて、今回は考えてみたい。 「新しきを知り、新しきを知る。」…

書を持って、町へでよう ~読書とナンパ論~

かつて「書を捨てよ、町へでよう」と言ったのは、寺山修司だった。 私はここにきて、「書を持って町へ出よう」と強く訴えたい。 政治家の不倫や、心無い暴行事件が世の中に溢れているが、 そこに一つの解決策を投じたいと思う。 欲望をコントロールし、自ら…

ジョギングを習慣にする方法

ジョギングを習慣にする方法はなかなか走りださないことである。逆説的ではあるが、そうだと思う。 これは何も動かないということを言っているのではない。あくまで走らないということである。まず、歩いている状態をキープするのである。 そして、走りたく…

性に寛容な社会への幕開けに向けて

かつてこれほど浮気・不倫に不寛容な時代はなかったであろう。 昔の英雄たちが今の日本を見たらなんというだろうか。まずもって嘆き悲しむに違いないし、「同じ時代に生まれなくて良かった」とほっと胸をなでおろすかもしれない。 その不寛容がはびこる要因…