高配当株にコツコツ長期投資

書評中心に記事を書いてきましたが、装いも新たに、高配当株投資をテーマに様々なことを書き散らしていきたいと思います。

戦略的子育てのススメ~子どもは理系に進ませよう~

文系と理系という分割は、日本独特のものだそうで、海外にはないそうです。

 

そもそも分ける必要がないということは、十分に理解したうえで、

今回は、子供は理系に進ませたほうがよいという話をします。

 

工学系の大学ともなると、女性の比率は10%くらいしかないそうです。

ほぼ、男性社会ということができますね。

 

ただ、リケジョという言葉もあるくらいで現在は、

理系の女性に企業からの熱視線が注がれています。

 

今も昔もあまり変わらない事実があります。

 

それは女性が家計の財布を握っているということ。

 

家にまつわるものの大半が奥様に決定権があるなんてこともそう珍しいことではありません。

 

そうすると、女性の気持ちを汲み取れる女性のほうが、クライアントを思ったいい仕事ができる可能性が高い。自然なことですよね。

 

私は、子供はできれば理系に進ませたほうがよいと思います。

 

二つ理由があります。

 

①稼げる旦那を捕まえられる可能性が高い。

②自分がホワイト企業で働ける可能性が高い。

 

一つずつ説明していきます。

 

①ですが、文系の仕事は大半が営業です。理系の場合は、実は選択肢が非常に多く、

技術系でもいいし、適性を見て営業をやることも可能です。しかも、営業という仕事、

なんだか文系の代名詞みたいなところがありますが、理系の人がたくさん活躍しています。

 

なぜか。営業は、コミュニケーションといわれがちですが、お客様もビジネスとしてやってます。要するに、論理的に考えて得をする話を持ってくる営業に、仕事を振ってくれるわけです。文系だから有利ということは、実はありません。

むしろ、人の心を汲み取れる理系ならより有利に仕事ができます。

 

そう考えると、女性がほぼいない環境である、大学の理系では、可能性のある男性陣をある意味選びたい放題です。しかも、研究に忙しいレベルの高い大学ほど、良くも悪くも拘束されているので、それを活かさない手はありません。



続いて②ですが、先に書いた企業からの”熱視線”というのがそれです。

どういうことかというと、女性をお客様に持つ企業は、女性ならではのニーズを汲め、ヒットを生みやすい女性社員を大切にします。自ずと、様々な制度で女性を守ろうとするので、どんどん進化していきます。

 

一つの観点として、なでしこ銘柄から企業を選ぶというのも分かりやすいかもしれません。なでしこ銘柄とは、簡単に言うと、経済産業省が選んだ、女性活躍を推進している上場企業のことを指します。

 

サービスや不動産の企業も含まれていますが、多くは製造業の企業なので、

文系よりかは、理系にいるほうが選択肢が増えると見てよいと思います。

 

子育てなんてどこでどうなるか分かりませんが、

子どもにアレルギーがなさそうなら、読書の大切さを伝えつつ、理系に進ませることが、理にかなっているはずです。

 

私自身は、ふにゃふにゃの文系なんですが、ゴリゴリの理系のふりをすべく、

理系科目をじっくりやりなおそうと目論んでおります。

 

意味があるかどうかは分かりませんが。。。


※参考文献『ホワイト企業経済産業省 監修

書評『ホワイト企業』経済産業省 監修

本書は、就活を控えている女子学生をメインのターゲットとしている書籍ですが、

一番読んでほしいのは、大手企業をはじめとした企業トップと仕事第一主義の男性陣です。

 

なぜなら、これから経済を盛り上げるためには、間違いなく女性の力が不可欠だからです。その人たちを大事にできない人や企業は、淘汰される可能性が高い。

 

話は変わりますが、熟年離婚の主な原因をご存知でしょうか。代表的なものは、夫に感謝の言葉がない。家事をやらない。心無い言葉。

だったりします。

 

つまり、奥様への配慮が足りないばかりに、我慢の限界が訪れて、ある日突然通告される、そんな流れです。今の若い世代では、そういう大黒柱的な男性は減っているのかもしれませんが、油断することはできません。

 

その昔、女性に働くチャンスが少なかった時代は、女性は我慢するしかありませんでしたが、これからの時代は、男性に依存しなくとも食っていくためのキャリアを、形成しやすくなります。

 

そうなれば、家庭を顧みない男性など、なんの価値もない無用の長物に成り下がっていきます。

 

本書には、子育てとの両立に力を入れる企業が多数出てきますが、きめ細かく対応できる企業は、全体のほんのひとにぎりなんだと思います。

 

なぜここに登場する企業が、女性が働きやすい環境づくりをすることができたか。

その一つが、企業のクライアントが女性であることが挙げられます。

 

たとえば、化粧品大手の資生堂。9割は女性がお客様だそうです。

そうなれば、同じ女性のほうが、課題や要望を汲み取るのは有利なはず。

 

そのほかにも、女性の決定権者が多いことを活用して、業績を上げる企業の事例がたくさん出てきます。

 

本書に登場するのは、気後れするくらい優秀な女性たちなので、

私なんかと思う人もいるかもしれませんが、間違いなく勇気付けられる本だと思います。

 

最後に。

 

首都圏で600万円以上収入のある男性は、わずか3.5%だそうです。

つかまえるのは、なかなか大変です。宝くじみたいですよね。

 

では、どうすれば手元に引き寄せられるのか。

本人の志向が大事ですが、理工系に進むという選択肢は思いのほかアツいのです。

 

薬剤師もいいですが、その他の理系も含めて進むことは非常に有利にことを運べる可能性があります。

決算資料を読むビジネスマンは、なぜ頭一つ抜けられるのか?

※参考文献『MBAより簡単で英語より大切な 決算を読む習慣』シバタナオキ

 

皆さんは、普段IR資料というものにどれくらい見ているだろうか。

 

私は、法人営業をやっていたころ、上場企業にお邪魔するときは、

事前準備の一環として、決算説明会資料に目を通すようにしていた。

 

説明会資料は多くの会社でパワーポイントの資料にまとめてくれてあり、

非常に分かりやすい。少し目を通すだけで、業績の推移や来期の戦略などか分かるようになっている。

 

本書は、元楽天の役員が、在籍当時のルーティンを活かして、書籍化したものである。

 

在籍当時のルーティンとは、月曜の全社員の前で役員が発表するトピックスの原稿を作ること。そのネタとして、競合他社の決算情報を分析し、役員に提出していたそうだ。

 

また、コンテンツ投稿サイトである「note」に決算分析の記事を投稿していたところ、

好評となり、出版に至ったそうだ。

 

本書が、決算関連という少しお堅い分野の書籍の中でも、人気を博したことは、冒頭に彼のブログの読者だった人が、決算分析をやってどんなビジネスマンに変身できたか、を紹介したことにある。つまり、どんなメリットがあるかを明確に提示した点がわかりやすい。

 

一例をあげると、とある広告代理店の営業マンは、コンペの勝率の非常に高い営業マンになった。なぜか?クライアントに提案をする際、競合企業の決算を分析し、ここの指標で負けているので、この部分を広告宣伝で強化しましょうという、提案をしていたからだそうだ。

 

本題の中身だが、ビジネスモデルごとに、重要な指標を紹介した上で、具体的な社名を上げて、決算の詳細を分析していく。なぜ好調なのか?今後どんな戦略をとっていくのか。決算資料を読み込んでいくことで、それが手に取るように分かるようになる。

 

詳細については、本書を参照して欲しいが、具体的に何をすればいいのか。紹介しておきたい。

 

・決算説明会資料を読む(目安は15分程度)

・重要だと思う数字を把握

・競合他社の決算資料も確認し、違いをあぶりだしていく

・各社の戦略を把握する

 

著者も言っていることだが、私はこれを日々の仕事に具体的に活かしていくことが大切であり、一歩抜け出すコツになると思う。

 

分かりやすく言えば、自分のクライアント(お客様だったり、上司だったり)のために

決算資料を読んで情報を読み取るということになるだろう。

投資家と投機家。二人の男の仕事観

最近、株の勉強をしています。

 

目的は、中長期的に資産形成をしていくことですが、

普通の会社員や子供でも少しずつ資産を増やしていく方法を模索したいと考えております。

 

なぜそのような考えに至ったか。

 

企業に人生を捧げないとなにかと暮らしにくい今の世の中を、

少しでも変えたいなと思ったからです。

 

もっと生々しくいえば、日本人は働きすぎ。

組織にコミットしなくても、生きていける世の中にしないと、

これ以上国として伸びる気がしません。

 

なので、不労所得を得る方法を全力で考えたほうがいいと思い至ったからです。

 

それでは、サラリーマンを辞めても食べていける方法を

これからお伝えしていきます。

 

とこんな文章が続きそうです(笑)

 

なんだか、ノウハウを販売する怪しいページのような文言になってきたので、

本題に入っていきたいと思います。

 

株の勉強を進めようと考えていたさなか、

1冊の書籍に出会いました。今日はその中で学んだ二人の男について、

書いていきたいと思います。

 

皆さんは、本間家というのをご存知でしょうか。

 

本間光丘と本間宗久。実はこの二人、投資家と投機家の原型を作った男と呼ばれております。ちょっとわくわくしますね。

※みつおかとそうきゅうと呼びます。

 

実は、この本間家、山形県酒田市で財を築いた名家。

一時は、日本の最大級の富豪であった凄い家なんです。

 

「本間様には及ばぬが、せめてなりたや殿様に」

という歌が出るくらい、本間家の勢力には目をみはるものがありました。

 

この二人ビジネスセンスに関しては、飛びぬけた天才でしたが、

やり方に大きな違いがありました。

 

まず、本間宗久

彼は、天才的な相場師として名を馳せました。

 

本間家の財産を元手に、米相場に打って出ます。

人の信頼を得ながら、情報を獲得し、機を見て売買をする。

 

その手法を下支えていたのは、ファンダメンタル情報の分析。

今で言う企業の業績分析や商品分析等。

 

大胆に売り買いを繰り返すのではなく、慎重に状況を吟味して、情報を整理して、打って出るそういう男でした。投機のよしあしはともかくとして、経済情報を徹底的に分析して、行動するというスタンスは現代でも十分に通用するものだと実感しました。

 

そしてもう一人が本間光丘。こちらは投資家タイプ。

 

本間家の中で今でも語り継がれる事業が、防砂林事業です。

 

当時海沿いの酒田市は、海からの強風で、畑が砂まみれになることに悩まされていました。そこに莫大な資産を投入して、防砂林を作り上げたのが、光丘です。

しかも、光丘は金のない貧民に低金利で”道具”を貸し出し、農業に従事させる。

いわばコンサルティングを行いながら、事業を展開していきました。

現在のフランチャイズに近いかもしれません。常に長期的視点に立って行動したのが、光丘でした。

 

短期と長期。

それぞれやり方は大きく異なりますが、非常に成果を出した二人の経済人。

この二人のスタンスや仕事の仕方は現在でも十分に通用するものだと思います。 

二人の関係性や時代背景については、本書に詳しいので、是非そちらをご参照ください。

 

→『証券市場誕生!』日本取引所グループ 監修・鹿島茂

 

※本間家について書かれた本ではなく、日本の証券市場がどのように誕生してきたのか

を網羅的に記載している書物です。

働き方改革とは、”一旦”出世を放棄することだと気がついた。

皆様は、ワンオペ育児という単語をご存知でしょうか。

 

元々は大手飲食チェーン店で一人でお店を切り盛りする人が、

限界を超えて働く様子を捉えて、命名されたものですが、

主婦がツイッターでつぶやいたことで一気に有名ワードとして、

流通するようになりました。

 

要するに、育児の大半を女性が担っており、

実質一人経営者状態となってしまっていることを指します。

 

各方面からこんな声が聞こえてきそうです。

 

「いやいや、俺は十分育児に関与しているよ。子供ともよく遊ぶし、お風呂だって入るし。家事だってだいぶ手伝うようになったしね」

 

本当にそうでしょうか。

 

自分では、かなり注力しているかもしれませんが、おそらく奥様の期待値の20%も

達成できていないというのが、関の山でしょう。

 

おそらく、男性で上記の発言ができる人というのは、

仕事においても一生懸命がんばっている、どちらかといえば、デキるビジネスマンといえるでしょう。市場価値も高いほうかもしれません。

 

この後、しばらく暴言と偏見が続きますので、ご容赦ください。

 

現代において、結婚して、子供がいる時点で、通常の男性陣よりもかなり

市場価値は高く、頭一つ抜けている人達と言えます。

 

それは否定しません。

 

しかしながら、仕事をしながら育児をする母からすれば、

笑止千万、「お前笑わせるなよ」が本音だと思います。

 

要するに、イクメンを自称する男性でもやっていることは、

子供と遊ぶことであり、子供の「世話」ではないんです。

 

で実は、この「世話」の部分に多大なる労力がかかるわけです。

 

では多大なる労力とはどういうことか。

 

サッカーの試合でたとえると、スッキリと理解することができます。

 

家事というのは、まったなしで次から次へと押し寄せてきます。

 

事例を紹介します。分かりやすくするため、夜中まで旦那が帰ってこない共働き世帯です。

 

・奥さんのスケジュール

退社→買い物→お迎え→帰宅→手洗い→オムツ替え→TVに子守→食事の準備→夕飯→おふろ→オムツ替え→寝かしつけ→泣き出す→あやす→寝かしつけ→やっと就寝→洗濯→風呂洗い→旦那が無能(家事担当者として)な場合は、洗い物も実施。ざっとここまでで23:00

 

退社してから夜中まで、とりあえず母親が自分のために使える時間は皆無です。

 

子供は、サッカーボールみたいなもので、コントロールするのが非常に難しく、

どうしても手が離せなくなり、ワンオペレーションにならざるを得ないわけです。

その様子は、さながらサッカーの試合のようです。

 

サッカーの試合に出場していた奥さんに、シャツにアイロンがかかっていないとか

言ってしまうのは、愚の骨頂であることが、これで理解できると思います。

 

母親の実態を思い知らされ、げんなりした男性も多いことと思います。

ご安心ください。元来男性というものは、無能なものでして、女性に勝てるようには、

できておりません。これを悟ると人生は、より味わい深いものになっていきます。

 

私自身について言えば、1年前までは、まさに男性社会に産み落とされた諸悪の根源のような輩でした。私は1980年代前半生まれですが、元々以下のような考えの持ち主です。

 

・男は仕事、女は家庭。

・育児は女性がやるもの、父親は背中を見せるだけ

・男は仕事一筋、稼いでなんぼ

 

どうでしょうか。ワンオペをやっている母親からすれば、虫唾が走る存在でしょう。

そうでしょう。

 

専業主婦で我慢してきた女性からすれば、熟年離婚という女性が保有する「リストラ策」における最有力候補といえるでしょう。

 

幸いなことに、うちは奥様に勤労意欲がなく、家庭に入りたいという人だったので、

どうにかこうにかうまくいっている状態でした。

 

それでも子供が大きくなるにつれて、奥さんの負担は激増していき、ちょっとずついろんなことを手伝っていくようになったわけです。

 

まだまだ父親としては、ポンコツ扱いですが、少しずつ戦力化している実感はあります。

 

では、なぜ仕事一筋だった私が、育児にも関与するようになったか?

 

この答えは、かなりシンプルです。

 

出世を一旦放棄し、家業を継ぐ選択をしたことです。



50代以上の大先輩が聞いたら、さぞ嘆き悲しむことでしょう。

 

何打お前は、男の風上にもおけんやつだ。出世せずして、何が人生か。嘆かわしい!

 

こんな声も聞こえてきそうです。



私もだいぶ悩みましたが、そもそも仕事は好きだけど、競争が嫌いで、人付き合いは面倒だと思うほうだったので、手放しても後悔しないのではないか、と思ったのがきっかけでした。

 

推薦された家業というのが、目標がなく、売上が安定している事業だったので、

向いているかもしれないと思い、やってみることにしました。

 

労働時間は、営業マン時代の少なくとも2分の1にはなっています。

 

営業時代は、7:00過ぎには出社し23:00くらいまで働いていました。

今は、7:30に家をでて、17:00には退社、17:30には自宅にいる生活です。

16時間労働→シンプルな8時間労働へ

 

では具体的に、何をするようになったのか。

 

・洗い物

・子供に絵本を読む

・オムツ替え

・お風呂に一緒にはいる

・食事準備の手伝い

・子供の見守り

 

まだまだ足りないのでしょうが、以前に比べたら、子育てに少しは参画しているのかな

と思い始めました。

 

私自身の話が長くなりましたが、結論何が言いたいのかというと、

男性はもう少し、

 

仕事の時間を減らして、家族と過ごそう

 

ということです。



今の仕事が楽しい場合もあれば、つまらないけどおいそれと辞められない

と様々な事情があるでしょう。

 

であれば、給料が下がることも、会社での居場所がなくなることも覚悟して、一度交渉してみましょう。16:00で帰らせてくださいと。

 

正社員が無理なら最悪バイトでも言いと思います。どうせ正社員で長く耐え忍んでも、

今の無能な国と企業では、たぶん守ってはくれません。

 

働き方改革とは、男性陣が今の企業ルールの中での出世を”一旦”放棄することだと

私は考えています。

 

大企業で上り詰めても、所詮井の中の蛙です。

なれても、ちょっと素敵なおじさんくらいです。大切なことですけどね。

 

でも、旧世代の凝り固まった価値観には、

年号が変わる前くらいにおさらばしましょう。

 

年収2000万円?

たかが知れてます。これくらいの年収の人たちを国は、メンバーレベルの部下くらいにしか捉えておりません。投下している労働時間から考えれば、むしろたいしたことはないです。

 

真面目すぎる日本人は、1日3時間の労働で年収1000万円もらうにはどうしたらいいか。

ちょっと虫のよすぎる発想をした方がいいと思います。

 

働かなくなっても数年食える資産は、子供の大学時代に築く努力をする、させる。

そんな時代にしたほうがいいと思いませんか。そのためにも、勉強する時間と家族と向き合う時間を取っておかないとえらいことになります。

 

奥さんと子供を笑顔にできなければ、男なんて生きてる価値はありません。

 

そんなことはない。仕事一筋で生きるんだ。

 

それもいいでしょう。ただし、定年になった頃に、奥様から無味乾燥な書類を手渡される可能性があることは、今から覚悟をしておいたほうがいいと思います。

 

結びとなりますが、私の暴言は話半分で聞いておいてください。

極論好きは、当分治りそうにありません。

 

賢明で冷静な皆様におかれましては、こちらの書籍をご参照下さい。

 

→『ワンオペ育児』藤田結子 2017年 毎日新聞出版

コラム:平日1時間の独学で、半年間で保育士試験に合格する方法を教えます。

このテキストを読んでほしい方、読んで役に立つ方

①保育士を目指している方

②今、保育士は目指していないけど、AIに取って代わられたくはない方

③ひとまず一生モノの資格を取っておきたい方

④誰でも効果が出る勉強方法を知りたい方

⑤勉強したいけど、週5時間確保するのがやっとの方

⑥ノートを取って勉強することが苦手な方

⑦独学のコツを知りたい方

 

このテキストを読んでも役に立たない方

①独学の方法をすでに身に着けている方

②保育士の資格をすでに持っている方

 

先日、4月21日22日で保育士試験(筆記)があり、

無事に合格することができました。

(まだ、自己採点の段階ですが・・・)

 

自己採点の段階ということを、あらかじめ断った上ですが、

どんなプロセスを経たのかを余すところなく、お伝えしたいと思います。

 

この勉強のプロセスについては、自信を持っておすすめできるものです。

なぜなら、誰にでもできるやり方だからです!

 

このやり方で勉強すれば、中学生でもおそらく合格できます。

 

まず、勉強を開始したのは、約1年前の7月8日からでした。

本屋さんに行き、2冊のテキストを購入しました。

 

①「1日10分」から始める保育士絶対合格テキスト 2017年版

②2017年版 U-CANの保育士 これだけ! 一問一答&要点まとめ【赤シートつき】 (ユーキャンの資格試験シリーズ)

 

周囲に相談でできる人がいなかったので、

本屋で勉強しやすそうなものを選び購入しました。

 

テキストの見た目が気に入るというのは、

勉強していく上では結構重要な要素だと思います。

 

基本的に利用したのは、この2冊だけです。

過去問については、ネットで過去分を探して、

すべてを解くようにしました。

 

私のプロフィールを簡単に紹介しておきます。

 

・会社員(男性)35歳(当時は34歳)

・1歳の息子が一人

・勉強ができるのは、平日の早朝のみ(MAX1時間)

・土日については、家族と過ごしたいのと、奥さんがいい顔をしないので笑、

直前以外は勉強しませんでした。

 

要するに、空き時間でやる、片手間でやるということが一つのテーマでした。

 

私の勉強期間は、昨年の試験も受けている関係上、

2つの期間にわたります。

 

1回目:7月4日~10月19日

総勉強時間:46時間 ※1か月あたり約15時間

結果:6割ギリギリ合格が9割で、6教科突破

社会的養護、教育原理、子どもの食と栄養が不合格

 

2回目:10月22日~4月21日

総勉強時間:89時間 ※1ヶ月あたり約14.8時間

結果:8割合格で残3教科突破(※自己採点の段階)

 

総勉強時間:135時間

 

この時間が、多いのか少ないのかはわかりませんが、参考までに記載しておきます。

1日5時間勉強すれば、1ヶ月で150時間に到達するので、ちゃんとやれば、そこまで難しい試験ではないということかもしれません。

 

それでは①、②でどんな勉強をしていったかを書いていきます。

 

まず昨年の前半戦ですが、ひたすらテキストの通読を繰り返しました。

 

具体的には、テキストを開きながら、右手にボールペンを持ち、読んでいる箇所をペンでなぞっていきます(線を引くわけではありません)。

 

むしろ、ペンでなぞっているところを、目で確認するといったほうが正しいかもしれません。かなりのスピードで進んでいくので、読んでいてよくわからないケース、単語を覚えられない場合も多々ありましたが、気にせずとにかく読んでいきました。

 

テキストは、全部で450ページくらいありましたが、ひととおり読み終わったら

最初に戻って、また同じことを繰り返す。とにかくこれをひたすら続けました。

 

単語をノートに、付属書いて覚えたり、赤いシートで隠したりは一切やらず、

ただただ、読み流すだけです。

 

一問一答については、気が向いた時だけやっていました。

 

1回目の結果は、合格科目は、ほとんどぎりぎりラインだったので、

自己採点時はひやひやしましたが、結果的に効率的に勉強できたのではないかと思います。

 

1回目の反省点は、過去問を試験1週間前からやり始めたこと。。

もっと早くやり始めていれば、1発で合格できていたかもしれません。

 

続いて2回目についてです。

1回目の反省を活かし、今度は最初から過去問を解いていくことにしました。

これもやり方は、テキストの時と同じで、今年分→昨年分→おととし分と順を追ってやっていきました。

 

今回新しくやり始めたことは、間違えた個所については、ノートにメモしておいたことです。また、勉強の最初はこのノートの見直しからスタートすることにしました。

 

今回は、テキストの通読よりも、過去問を解くことを優先したことで、

苦手箇所の克服がより効率的にできたと感じています。

 

まとめ

①総勉強時間は、135時間。

②テキストをひたすら読み流す

③過去問を解いて間違えたところを、ノートにまとめて何度も読み直す

④一問一答は、復習用。試験当日はこちらで復習

 

正直に言って、かなり普通のことばかりですが、必ず効果が出ます。

 

なので、それを実証するべく、これから半年かけて、行政書士の資格も

取っておこうと考えております。

 

それについては、半年後に改めて結果をレポートする予定です。

結婚して子供ができると、仕事ができるようになる本当の理由

各方面からお叱りの声を受けそうですが、

ちょっと書いてみたいと思います。

 

私は、結婚して、2歳の男の子がいるのですが、

結婚前と比較して、かなり仕事ができるようになりました。

 

”かなり”できるようになったといっても、結婚する前は、まあまあポンコツだったので、会社の営業成績上位に食い込むようになったくらいのもんだと捉えておいてください。

 

そして、このコラムは、未婚者をディスりたいわけではなく、既婚者を持ち上げたいわけでもないことは、あらかじめご承知おきください。

 

いまだに、未婚者で仕事に邁進するものには、勝てないのではないかという気持ちも多分にありますので。

 

あくまで、私というだらしない男が結婚前と結婚後どう変化したかというケーススタディとしてお読みくださいませ。

 

では、結婚前と結婚後と何が変わったのか。



■一番変化したのは、時間の使い方、捉え方です。

独身の頃は、100%自分のために時間を使えばよかったので、

なんだか永遠に時間があるように感じてしまう。

休日出勤も毎週していましたし(会社の住人とまで言われていました)、

メリハリのない生活を送っていました。

 

これが、まず結婚して変わりました。

 

私は、長く付き合っていた人と結婚をしたのですが、常に一緒にいることになったので、私の時間はあなたの時間、あなたの時間は私の時間と

いう形で、常に相手を意識しながらの生活がスタートしました。

 

そうすると、面白いもので、休日は二人の時間として使いたいので

休日出勤をすることが激減しました。

 

そうすると、なんとか休日につじつまを合わせなくていいように働かねばという

ことに頭を使い始めるので、平日の密度が濃くなり、緊張感も高まりました。

 

そしては世紀の大転換は第一子誕生時にもたらされます。

 

誕生して、2年が経過しましたが、奥さんは子供に100%傾注。本当に頭が下がります。

休日出勤はおろか、平日さえも早く帰ってくるように期待されるようになりました。

そうしないと、奥さんが一人で全部やらなければならなくなるので、

なんとか努力はしようと試みました。

 

今までは、二人の時間だったものが、長男が誕生した事で、「子供のための時間」という風に激変しました。



■第一子誕生でプライベートな時間が皆無に

確かに、プライベートな時間は、ほぼなくなりました。

一人で読書する時間、カフェでまったりする時間、ぼーっとする時間。

要するに一人の身勝手に使える時間が皆無になりました。

 

最初は、相当ストレスを感じていましたが、最近はかなり慣れてきました。

どうやって気持ちを変化させてきたかを少しお伝えしたいと思います。

 

■3分間の価値が激変

それは、時間に対する意識を変えたことです。

どういうことか。

 

子供が生まれる前までは、3分間のことを正直馬鹿にしていました。

彼を見下していました。

 

3分間で何ができる。

カップラーメンしか作れないじゃないか。

 

ちょっといいカップラーメンだったら、5分待たないといけないから

カップラーメンだって作れない時間じゃないか。

 

こんな考え方が、プライベートの時間が皆無になったことで、

一掃されることになったのです。

 

なんとかしないと自分の時間など一生訪れない。

この危機感は効果てきめんでした。

 

電車を待つ2分間。商談までの5分間。息子が一人遊びに興じている10数分。

ちょっとの空き時間を見つけては、読書したり、情報収集をしたりものを考えたりするようになりました。

 

それまでは、1時間とか2時間とか、まとまった時間がないと、活動した気にならなかったものが、ほんの数分間であっても、できることがたくさんあることに気づいたのです。

 

このことは、非常に価値が高く、埋蔵金を掘り当てたような気分になりました。

だって、今まで使っていなかった時間を発見してしまったのですから。

 

■時間を自分の部下としてマネジメントする

過去は、時間に縛られえていたのに、今は時間をマネジメントしている。

これは本当に大きな変化です。

もしかするとマネージャーに昇進すると、仕事ができるようになるのと少し

似ているかもしれません。

 

大前提として、子供の活動時間は朝の7:00~夜20:00くらい。自分のために使えるのは、

隙間時間と、上に書いた時間以外の時間。

 

私が取っている戦略は、子供と一緒に寝てしまって、早朝に先に起きて一人朝活をするというもの。最近は4:00頃目が覚めてしまうので、毎日朝活です。

 

早朝の活動を続けていて、更なる発見がありました。

子供が起きてくる7:00頃が、デッドラインになるので、それまでをどう過ごすか計画を立てて、何をするのか決めて動くようになりました。お尻の時間が決まっているので、自ずと集中力も高まりました。

 

■結果、何が起きたか?

・テレビを見なくなった。もしくは、見たいものを録画して見る様になった。

・本に目を通す時間が長くなった。

・書き物をする時間がかなり増えた。そして、書くスピードがかなり速くなった。

・体の調子がすこぶる良くなった。なにせ20:00に寝ていますので。。

・段取り上手になった。

・勉強する習慣が身についた。



よく結婚はコスパが悪いということが言われたりします。

 

これは実は管理職になることは、割りあわないという考えと少し似通っていると

私は感じています。

 

出世に興味がない若者が多いこともうなづけますね。



結婚のコストパフォーマンスは確かに悪いのかもしれません。

 

ただし、コストをかけずに以下の状況が生まれることはメリットだと思いませんが。

 

自動的に、時間をコントロールするようになる。

自動的に、公私の活動が充実する。

自動的に、仕事ができるようになる。

自動的に、異性からの支持が増える。

自動的に、社会からの評価も高くなる。

自動的に、インプットもアウトプットも増える

 

そして、概ね自動的に、収入も増えていく。

 

私は、結婚してまだ3年ですが、今のところは収支で表すならば、

毎年大幅に純利益のレコードを更新している感じです。

 

最後に、あまり多くの人にばれないように、こっそりと言っておきます。

結婚は、かなりおいしいです。