かつてこれほど浮気・不倫に不寛容な時代はなかったであろう。
昔の英雄たちが今の日本を見たらなんというだろうか。まずもって嘆き悲しむに違いないし、「同じ時代に生まれなくて良かった」とほっと胸をなでおろすかもしれない。
その不寛容がはびこる要因はなんだろうか。女性進出が進み、声が大きくなったことだろうか。
それとも、この競争社会で異性に恵まれず指をくわえている者たちの反逆ののろしなのであろうか。
いずれにしても、ここまで不寛容だと国としての存続にかかわっていく問題に発展しかねない。
まず認識しないといけないことは、仕事ができる男は、異性にも支持されてしまう。ということである。
理由を問うまでもなく、周囲にいる人を見渡して欲しい。仕事ができる人は、異性を魅了する人が多いのではないだろうか。男女いずれにもいえることだが、どちらかというと男性に多い気がする。
合意のない状態で性行為へ持ち込むのは、いわゆるレイプ=暴行でこれは断じて許されるべきではない。私自身は暴行犯に対する対処は、極刑か非人間的な労働従事以外にありえないと考えている。
一方で、女性はいろいろと言うであろうが、合意の上で肉体関係を持ったのであれば、
それは、本来誰が文句をいうことでもなく、放っておかれるべき事項である。
しかしそうは問屋がおろさない。
浮気や不倫が不法行為とみなされるのは、以下の法律が根拠法となっている。
「自分の行為が他人に損害を及ぼすことを知っていながら、あえて(故意に)違法の行為をして、他人の権利や法律上保護される利益を侵し損害を与えた者は、その損害を賠償しなくてはならない。また、不注意(過失)による場合も同様である」
私自身は、憲法9条の改正を議論する前に、議論しないといけない法の問題の一つにこの民法709条があると思う。
正直時代にそぐわないし、こんな法律の妥当性をいつまでも引っ張って大事にしたところで、一部の法律屋のふところが温まるだけである。
精力ある男たちにとってみれば(もしかすると一部の女性たちにとっても)、邪魔な壁でしかない。
浮気、不倫が不法行為ではなくなり、もっと世の中に火遊びが横行するようになれば、
間違いなく、もっと日本の国力は向上し、世界の国々ともっと対抗していけるようになる。
それは、なぜか。性的欲望が満たされることは、明日への活力を養う上で必要不可欠であり、もっといえばもっとがんばろうというエネルギーになるからだ。
ガソリンが足りなくなれば車は走らなくなる。男の体も同様である。
多少文章が気持ち悪くなっていることは著者も認識しているので許して欲しい。
しかし、そんなことが簡単に通るとは私も思っていない。
そこで提案したいのは、以下のような制度だ。
その名も「春一番」
素人さんと行為を持つ場合に、一定額を支払い契約関係とするのである。
風俗と何が違うの?という疑問が発生すると思う。
風俗に所属している女性たちはいわゆるプロフェッショナルである。著名人にしてみれば、おおっぴらに性産業に参加していることを知られたくない人もいると思う。
この制度はあくまで素人さんとの契約関係なので、成立すれば、会社の同僚や友人、町で声をかけた人などに適用できることになる。
金額は一律1万円としたい。女性からのアプローチの場合も同様だ。
ただし、この1万円は専用紙幣であり、国が発行する。担当省庁は、経済産業省でいいと思う。
専用紙幣の金額は1万2千円。2千円は税金として徴収、国の血液へと変わる。
うまくいけば以下のような世の中になる。
男性側がもたらすメリット:たくさんやりたいのでたくさん稼ぐ
女性側がもたらすメリット:より消費が増えるため経済が活性化される
万が一流行してしまった場合、一番割りを食うのは、世の主婦たちだと思うが、
まず間違いなく旦那たちはのびのび働くようになるし、温かい目で見守ってほしい。
あくまでイチ案なのだが、あながち悪いものではないのではと真剣に思っている。
文春砲が通じない世の中になるので少し寂しい気もするが。