私「(鼻歌)フフフフ、フー、フフフフ」
奥さん「みたの?笑」
私「昨日起きて観た。ハッピーエンドではなかったけどね」
奥さん「私も最後の方は観た」
察しのいい方はすでにお気づきかもしれません。
火曜ドラマ『竜の道』の最終回の話です。
鼻歌は、SEKAI NO OWARI『umbrella』のAメロ(?)の部分。
「私は君を濡らす」のとこです。曲調がドラマの世界観に合っていで最高です。
エンドロールに注目すると『竜の道』もカンテレでした。
実は、『CRISIS』も『銭の戦争』も、『アンフェア』も全部カンテレです。
なぜカンテレは見逃すと凹むレベルのドラマを作るのか?
ずっと気にはなっていました。少し調べてみると、
以下の文にヒントを発見しました。
「実は地方局でプライムタイムに全国放送のドラマ枠を持っているのは関西テレビだけ。関西テレビのドラマ制作は、かつて独立系映像制作会社に制作協力を仰ぐケースが多かった。しかし制作会社の力を借りずにドラマを作ろうという機運が高まった時期があり、大赤字を出しながらもドラマを自主制作中心へと切り替えてきました。この社内のムーブメントがコンテンツ制作力を磨き、今回のCRISISを生み出しました」
※参照 関テレ「公安ドラマ」は世界でヒットするのか より https://toyokeizai.net/articles/-/166526
キーワードは「内製」ではないかと思っています。
実は「超内製」でヒットしているTVコンテンツは他にもあります。
例えば、
「アメトーーク!」加地倫三、「ゴッドタン」佐久間宣行、「水曜どうでしょう」藤村忠寿
3人の共通点は、演出を現場の最前線で行っているということ。超内製と言っていいレベルで出演者に肉薄していきます。面白いことが何か知り尽くしている人が、オケの最前線で指揮棒を振っている訳です。私は、これが出色のコンテンツを生み出している要因ではないかと推察します。
前述の記事内でもコメントしていますが、関テレのキーマンは、コンテンツビジネス局長の岡田美穂さんという方の様です。
是非この岡田さんの仕事ぶりを『セブンルール』で密着してほしいです。
間違いなく関テレコンテンツの面白さの秘密に迫れると思います。
と思ったら、『セブンルール』も関テレなんですね~。