みなさまはアイディアを出したいときって、
何か特別なことをしていますか?
今日は、最近見つけたおすすめの方法に関して、
ちょっと書いてみたいと思います。
アイディアを出す。
人によっては、コーヒーを飲んだりとか、散歩したりとか、運動したりとか、
部屋に籠ったりとか、色々方法はあると思います。
有名な作曲家の久石譲さんは、アイディアを出すときに、必ず同じルーティンを繰り返しているそうです。
”前にうかがったのですが、久石譲さんも「ルーティン派」だそうです。時間が来たらピアノの前に座って、まず練習曲を弾いて指の訓練。それからピアノの前で曲想が「降りてくる」のを待つ。曲想が浮かんだら、それを採譜する。浮かばない日は、ずっと待っていて、時間が来たらピアノを閉めて終わり。「降りてくる」日も「降りてこない」日も定時になったら仕事をやめる。それがたいせつみたいです。気が乗らないので仕事場に行かない、今日は絶好調だから徹夜でやる……みたいなランダムな仕事の仕方は結局は非効率みたいですね。”
第53回 仕事の効率を上げるためにたいせつなこと──内田樹の凱風時事問答舘より抜粋
https://www.gqjapan.jp/culture/bma/20190425/the-professor-speaks
特に私が気に入ったのが、”浮かばない日は、ずっと待っていて、時間が来たらピアノを閉めて終わり。”という箇所。大切なのは、いいアイディアが浮かんでも浮かばなくても、ルーティンとして、アイディアを出そうとするというなんだということに気づかせてくれました。
そこで、まだ開始して、4日目くらいなんですが、
毎日決められた時間にパソコンの前に座って、絵本のアイディアを考えたり、
コラムのネタを考えたり、するようにしました。
とにかく、パソコンでGoogleドキュメントを開いて、
他の誘惑サイトをシャットアウトして、たたずむ。ただ、たたずむ。
でも、考えても何も出てこない時間って、本当に苦痛で、
ついつい何かサイトを調べたり、ファイルを開いたりしたくなるもの。
でもグッとこらえて、白紙と自分の今一つ切れ味のない脳みそと付き合う。
向き合う。
10分、15分と考えていると、なんとなく、アイディアというのは
浮かんでくるということが分かってきました。
火にかけていたポットのお湯が沸騰していくように、
何かきっかけのようなものが空から降ってきます。
まだまだ4日目なので、これから絞っても絞っても何も出てこない日なども
経験するのだと思いますが、「決まった時間、座して待つ」というのは思いのほか有効なのではないかと重い、簡単にまとめさせていただきました。