書評習慣

読書は年収に比例すると思います。新卒から約10年法人営業に従事したのち、縁あって地方都市へ移住。妻の実家の事業を継いで、ほぼセミリタイアの状態に。何不自由がない生活になったので、とにかく謙虚に生きることを心がけております。二人の子どもに恵まれ育児に奮闘中です。昔から本好きだったので、面白い本を紹介したり、コラムを書いたりしています。最近ハマッていることは、料理、株式投資、ホームセンターです。30代半ばダウンタウン世代のど真ん中です。

書評『動物の値段』白輪剛史著 角川文庫

 たまに動物園に足を運び、見て楽しむことはあるが、

それぞれが一体いくらくらいの値段なのかは、考えたことがなかった。

 

本書は、動物商を生業としている著者が、大小さまざまな動物の価格、飼育方法、特徴を語る1冊である。なんでもそうだが、プロの口から語られる具体的かつリアルな話はとても面白い。

 

たとえば、

インドライオン1800万円、クロサイ4500万円、コウテイペンギン1200万円、

シャチ1億円などなど、具体的な金額を提示されると、より興味が湧いてしまう。

 

金額もさることながら、興味深いのは動物たち独自の生態だ。

 

コアラは、ユーカリしか食べないため年間1200万円の維持費がかかるとか、

子コアラは、離乳食として親コアラの肛門に口を突っ込んで排泄物を食べるとか、

カメ激減の理由は中国人が大量に食べていることが原因だとか、

サソリのオスは交尾が終わると食べられないようにするために即刻メスから離れるとか

 

もう酒の席で話したくなるようなエピソードが満載である。

 

 

動物の値段 (角川文庫)

動物の値段 (角川文庫)