何者かになりたい!
というのは、多くの人の願いかもしれません。
何をどうすれば成功できるのか不透明な現代において、
非常に分かりやすい指針を掲げている男がいます。
その特徴を一言で表すと、
「本業だけで勝負しない」ということになります。
西野さんは、M-1グランプリにも出場、『はねるのトびら』というコント番組が大ヒットしている売れっ子芸人さんでした。本業だけ勝負しても十分成功者といってよいかもしれません。
しかし、ある時、ひな壇の番組には出ないと宣言し、様々な批判を浴びながら、
独自の道を突き進んでいきます。
キーワードは、絵本作家、オンラインサロンです。
話は横にそれますが、
100万人に1人の人材になろうというコンセプトを掲げております。
通常100万人に1人の人材とは、オリンピックに出場するような人材で、
血のにじむような努力と才能が必要な世界になると。
でも、藤原さんが薦めているのは、そんな茨の道ではなく、
100人に1人×3分野=100万分の1という公式です。
100人に1人なら、1万時間の法則を当てはめれば、達成はそこまで難しくないそうです。
この藤原さんの考えに感銘を受けた西野さんは、
この前に挙げたキーワードと芸人をかけ合わせて、
「芸人×絵本作家×オンラインサロン」
の3本柱で勝負に出ます。
結果は・・・みなさんの知っている通りです。
せっかく藤原さんの考えに感銘した西野さんの著作を読んだので、
現代で、この3本柱で活躍している人がいないかちょっと考えてみました。
ぱっと思いついた人が3人いました。
星野源 音楽×俳優×エッセイ
さかなくん 魚×大学教授×イベント
若干こじつけて、寄せた感も否めないですが、、、
大きな3本柱を持っている。
概ね共感頂けるのではないでしょうか。
どんな人でも得意分野の1つや2つはあるものです。
ある人は、 漫画×YouTube×エロ かもしれないし、
ある人は、 投資×音楽×ナンパ かもしれないし、
ある人は、 営業×文章×デザイン かもしれないし、
ある人は、 ロボット×グルメ×経営 かもしれないし、
ある人は、 料理×サッカー×手芸 かもしれない。
まあ、なんでもいいわけですよね。
自分の分野はとりあえずこれだ!
本業以外にこれとこれというのがあるだけでも、
何か気が楽になるし、気長に努力を楽しめる気がしてきます。
私はこの本を読んで、転職よりも、複業の方が美味しいんじゃないかと
改めて感じました。