以下は、日経新聞2019年2月27日付、
日産に関する記事からの抜粋です。
”西川のトップとしての行動に対する戸惑いの声もある。古参幹部は「今は皆でまとまるべき時なのに西川は自分しかいないという思いが強すぎる。自ら孤独の道を選んでいる」と嘆く。”
この部分を読んで、無性に腹が立ってしまいました。
それは、西川社長に対してではなく、古参幹部達にです。
過去に業績が、にっちもさっちもいかなくなったときに、
突如現れ、辣腕を振るったのがゴーン氏。
内情は知りませんが、それはそれは凄まじいワンマン経営だったんだと思います。
従業員側にいて、悲しい思いをした人も多数いると思います。
それでも日産の業績は急回復。救世主となったことは間違いないでしょう。
ゴーン体制を敷いて、業績の拡大を実現した日産。
一方で、自分の頭でものを考えない社員や幹部を増やしてしまった
可能性もある。私の勝手な仮説ですが。。
会社全体がどこかことなかれ主義に陥った部分があるのではないか。
そういう意味では、西川社長が、独走したくなるのも無理はないのでは
ないかとも思うのです。