書評習慣

大嶋暫と申します。書籍応援業。おすすめ本に関する書評ブログです。様々なコラムやエッセイも書いております。少しでも面白い書評が書けるよう奮闘中です。

書評『常勝集団のプリンシプル 自ら学び成長する人材が育つ「岩出式」心のマネジメント』 岩出雅之著

皆様は勝てる組織、リーダーとはどういうものだと思いますか?

 

統率の取れた組織、圧倒的カリスマリーダーのいる組織、みんな切磋琢磨し緊張感に溢れる組織、などなど。一人一人なんとなくでも組織像、リーダー像というのは持っていると思います。

 

私は、従来型の規律、統率の取れた組織や怖い強烈なリーダーシップの賞味期限は、早晩切れると考えております。もしくは既に切れているのかもしれません。

単なるピラミッド型組織では、勝てない時代に入っていると感じます。

 

トップダウンの組織下においては、リーダーの指示を待って動く、指示待ちが多くなり、自分の頭で考えなくなるからです。平均点の底上げには、繋がりますが、そこから先へは進めなくなります。

 

そういう意味では、従来型組織、リーダー像からの脱却が不可欠と言えます。

 

では具体的にどうすれば良いのか?

ある書籍に出会い、一つの結論を得ました。

 

先に結論を言うと、

 

「リーダーが率先して楽しむ人で、周囲が刺激され共に進んでいく組織」

これがこれからの時代に求められる、これからの時代を勝ち抜いていく最強の組織像といえます。

 

では、現代の組織の中でそれを体現できている組織はあるのか?

 

ありました。

 

大学ラグビー選手権9連覇を達成した帝京大学ラグビー部はその

代表例と言えます。その立役者、岩出雅之監督は、理想のリーダーと言えるでしょう。

 

では、岩出監督はどんな点に気をつけて、ラグビー部を率いているのか、



具体的に、どんな点に気をつければよいのか?

 

4つのポイントに絞りました。

 

①横のコミュニケーションを密にー自ら考える自律型組織へ 

組織力人間力の底上げー無意識の意識化 

③セルフフィードバックの重要性ー内的動機づけの強化 

④フローに入る人を増やすー目標を設定し、現在に集中する。

 

私は上記の中でもとりわけ、無意識の意識化が重要と考えております。

なぜか。質の良いルーティンを繰り返すことが当たり前になれば、自然と成長スピードが速くなるからです。

 

私には、2歳の男の子がいるのですが、本当に言うことは聞かないけどやることはよく見ていると感じます。

たとえば、私は風呂でスクワットをするのが、日課なのですが、やっているのを見るとすぐに真似しようとします。いわば、親のルーティンが、子どもに影響を及ぼしているわけです。これはそのまま、リーダーとメンバーの関係にも落としこむことができます。

 

言って聞かせるのではなく、やってみせる。そのほうが、できるようになる。

子育ても、人材育成も本質的には同じだと思っています。

 

とはいえ、質の良いルーティンというのは決して楽なものではありません。

多くは厳しさがつきまとってきます。

 

では、その厳しさを楽しむためにはどうしたらよいのか。

 

それについては、是非本書に目を通してみてください(笑)

目から落ちるのは、ウロコだけではないはずです。

 

※参考文献

『常勝集団のプリンシプル 自ら学び成長する人材が育つ「岩出式」心のマネジメント』

岩出雅之