書評習慣

大嶋暫と申します。書籍応援業。おすすめ本に関する書評ブログです。様々なコラムやエッセイも書いております。少しでも面白い書評が書けるよう奮闘中です。

2017-12-09から1日間の記事一覧

書評『エルメス』戸矢理衣奈 2004年

平均年収400万円の旅館がある。サービス業界にあっては、特異な存在といえるだろう。 神奈川は鶴巻温泉に陣屋という旅館がある。旅館としては珍しく、定休日が週に2日ある旅館だ。客単価は4万5千円となっており、高い生産性を誇る事例として先日、日経新聞に…

書評『京の花街「輪違屋」物語』高橋利樹

清水寺を作ったのは誰だがご存知だろうか。 坂上田村麻呂という人らしい。初代の征夷大将軍で平安時代に北方征伐に抜擢された 最強の武将だそうだ。 歴史にはつい人に話したくなる要素が満載である。 優れた文化についても歴史的背景を伴ったものが多いのは…

書評『京都のおねだん』大野裕之 2017年

チャップリンの愛した味 しゃべってはいけない喫茶店 抹茶パフェ発祥の地 レンタル地蔵で作るお祭り 水にこだわる美容室 こんな旅行プログラムがあったら心躍ってしまう人も多いだろう。 通常、旅行をする時に参考にするのは、旅行雑誌やウェブサイトが中心…

書評『思想する住宅』林望

家作りは一生の中でもかなりの大仕事だが、それを根本から考え直す一冊。 日本では、家は南向きが良いと無条件に信じられている節があるが、著者はそこから疑ってかかっている。 なぜなら、絶望的に夏が暑い日本で快適な住居を求めるならまずは、日光の遮断…